小田急電鉄新百合ケ丘駅の増築であり、店舗フロアも併せて建設された。急激に増加した乗降客数に対し、小さすぎた既存のコンコース空間を劇的に大きくする手法として、増築部分から12.5Mのテント張りのキャンティレバーを架構し、逆に既存屋根を撤去し大空間を実現した。採光型ガラリ等換気性能を大幅に向上させ、冷房を使用しない換気計画を試みた。

竣工:2008年
建築主:小田急電鉄
用途:駅舎
規模:4,500m2
構造:鉄骨造
設計:全体総括 篠田義男建築研究所
   (小田急設計コンサルタント和田氏と恊働)
   構造 ORS事務所
   設備 小田急設計コンサルタント
施工:小田急・鹿島・東急建設JV