昭和40年代に開通して以来殆ど手を入れていなかった、小田急多摩線の各駅を解体する事無く既存のスケルトンを利用しながらの改良計画である。既存屋根を開口し、大型テント等を利用して、通風採光等自然エネルギーを無理無く取り入れたエコロジカルなリニューアルデザインを試みた。

竣工:2006年
建築主:小田急電鉄
用途:駅舎
規模:五月台駅、栗平駅、黒川駅、小田急永山駅
構造:鉄骨造
設計:全体総括 篠田義男建築研究所
   (小田急設計コンサルタント和田氏と恊働)

   建築設計 中山卓郎アトリエ、左知子建築設計室と恊働
   構造設計 小田急設計コンサルタント/ORS事務所
   設備設計 小田急設計コンサルタント

〈賞・入選など〉鉄道建築協会賞佳作